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中国共産党にとってのキリスト教とはどういう存在なのか?

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こんにちは!

近年、中国共産党のニュースをよく耳にするようになりましたね。
中国と香港、台湾、尖閣諸島、アジア諸国など、、
僕は以前までどこか他人事の用に捉えてしまっていました。
しかし、勉強していく中で、自分たちの未来に大きく関わっていると思うようになってからは目が離せません。

今回は「中国共産党にとってのキリスト教」についてお伝えしたいと思います。

池上彰さんの『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』を参考にさせていただきました。

中国共産党「神様は信じてもいいけど、私達の言うことを聞いてくれ」

これが中国共産党のスタンスのようです。

本書では以下のように述べられています。

一応は信教の自由を認めざるを得ないために、「神様は信じてもいいけど、地上においては中国共産党の言うことを聞きなさいね」という形で、キリスト教を容認しています。それが中国共産党公認のキリスト教というわけです。

池上 彰. 池上彰の宗教がわかれば世界が見える Kindle 版.

「信教の自由を認めざるを得ない」ということから、諸外国を意識してということなのでしょうか。

カトリックが中国共産党に弾圧される理由

キリスト教には数多くの教派がありますが、有名なものとして「カトリック」と「プロテスタント」の2つがあります。

このうち、中国ではカトリックの方だけ弾圧されてしまっています。

その理由は中国共産党よりキリスト教弟子のトップ「ローマ法王」の方が偉いとされているからです。

本書では以下のように述べられています。

カトリックにおいては、キリストの弟子のトップであるローマ法王が、いちばん偉い人とされているからです。地上の最高位です。ということは、カトリックを信じる人にとって、ローマ法王は共産党より上の存在になってしまいます。それを認めることは、共産党に忠誠を誓わない組織の存在を認めることになります。ですから中国ではカトリックが弾圧されているのです。むろんバチカン市国と中国とは国交を結んでいません

池上 彰. 池上彰の宗教がわかれば世界が見える Kindle 版.

中国は独裁政治のため、中国共産党の言うことを聞いてくれないと困るのではないかと思いました。

 

 

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