こんにちは!
今回は円満退職についてお話ししたいと思います。
私は3ヶ月前、3年勤めた会社を退職しました。
退職の意向を伝えた際、ありがたい事に(?)上司数人から粘り強く引き止められました。何回か面談を経て、何とか円満退職に持っていくことができました。
プロジェクトの立ち上げ時期で辞めにくい雰囲気ではあったのですが、どうしてもやりたい事が見つかったので、上司に伝える事にしました。
僕はごくごく普通の会社員で、ここで自慢話をしたいのではありません。ただ、人に相談したり、ネット記事を参考にしながら、今回円満退職に持っていくことができたので、実体験をもとに一つの方法として共有させてもらえればなあと思います。
※タイトルには「円満退職の方法」なんて書かれていますが、魔法のようなものではないです。
また、状況は皆さん違うと思うので、「こういう考え方もあるんだなあ」くらいの気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
①まずは会社や上司への感謝の気持ちを伝える
嫌なこともたくさんありましたが、まずは新卒の自分を雇ってくれた事への感謝を伝えました。
新卒でスキルもない自分をポテンシャルだけで雇ってくれたことは本当にありがたいことです。会社のおかげで飯を食べたり、遊んだりできたわけなので。
退職するからには何かしらの不満はあるかと思いますが、ここではグッと我慢して感謝の気持ちを伝えることで円満退職への道に近づくかもしれません。
実際に僕が言ったのは
「新人にもかかわらず、多くの経験をさせてもらったおかげでこんなに成長できました」
「困った時は優しい先輩たちがいつも助けてくれて、何とかやってこれました」
「同業他社に比べて、人柄がいい方ばかりで恵まれた環境で仕事ができた」
②退職理由はポジティブな事を話す
転職活動中、「転職理由はポジティブな方がいい」という言葉は一度は聞いたことあると思います。退職の理由を伝える際にも活かせる思い、意識してみました。
転職理由=退職理由であれば、それで済む話ですが、言いづらいこともあったりしますよね。例えば、「給料が安いから」とか。
僕の場合はやりたいことがあったので、それを率直に伝えました。
具体的には「将来、教育を通じて、人の成功をサポートしたい」的なことです。
ここでは、『夢を叶えるゾウ』に書かれていた「サービスを夢を語る」という言葉を意識しました。もしも、「お金をたくさん稼ぎたい」が理由だったとしても、「お金を稼いで、家族を旅行に連れて行ってあげたい」と伝えた方が相手にとっての印象はいいですよね。
③出来る限りwin-winになるように心がける
なるべくwin-winな形で終われるようにしました。
企業側からしたら、自分が辞めることでマイナスになるのはわかっています。(人手不足の業界なので)
「自分が辞めた後のことなんて知らないし」と考えれば気が楽かもしれませんが、僕にはできませんでした。
上司と相談して、自分が辞めても会社へのダメージが少ないように、退職時期を調整したり、引継ぎ資料を作成ました。
〜余談〜
最近は退職代行サービスというものが登場し、巷では話題になっているようです。
私の知人も退職代行サービスをやっていて、「誰か紹介してくれないか?」と言われたこともあります。(笑)
退職代行サービスは円満退職とは全く逆のやり方で、代理人が本人に代わって会社に退職の手続きを進めてくれるというものです。
退職代行は「何をやってもダメ!」って方に向けた最終手段と考えた方が良さそうです。
確か料金は3万円くらいだったと思います。