こんにちは!
今回は「Amazonはアレクサによる音声販売を進めようとしている件」についてお伝えしたいと思います。
スコット・ギャロウェイさんが書いた『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』という本を読んでので、印象に残った部分を数回に分けてご紹介させてください。
Amazonはアレクサによる音声販売を進めようとしている
本書の中にこのような記述があります。
私の会社L2ではいくつか調査を行って(それはアレクサに向かって命令を叫ぶことだ)、アマゾンの戦略について手がかりを集めている。
そこでわかったことがいくつかある。
アマゾンがアレクサを通した販売を推し進めようとしているのは明らかだ。多くの商品で、クリックではなく音声で注文した場合のほうが価格を安くしている。スコット・ギャロウェイ. the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 (Japanese Edition) (pp.89-90). Kindle 版.
Amazonはアレクサを通した販売を推し進めているようです。
多くの人が行う「アプリ等で検索して購入する」より安く購入できるということでした。
なぜAmazonはそのような行動を取るのかについても考察されてました。
電池のような重要なカテゴリーで、アレクサは自社のプライベート・ブランドであるアマゾン・ベーシックのものを勧める。
サイトに他のブランドがいくつかあっても、その選択肢は教えない(「申し訳ありません。ほかには見つかりません」)。アマゾンではほかのブランドの電池も扱っているが、ネット上の電池の売上げは、アマゾン・ベーシックが3分の1を占めている。スコット・ギャロウェイ. the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 (Japanese Edition) (pp.89-90). Kindle 版.
アマゾンベーシックの商品が存在するカテゴリーの場合、他にブランドがあってももアレクサは「アマゾンベーシックの商品以外見つかりません」と答えるそうです。
アマゾンの立場を考えてみれば、おかしいことはないですが、、
それでもアレクサにはGoogle検索のように中立性を求めてしまいます。
これをやりすぎるとアレクサに対する信頼性が低下して、Amazon自体への不信感にもつながってしまうかもしれません。
ありがとうございました〜